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zoom RSS 「巨匠の眼 川端康成と東山魁夷」展

<<   作成日時 : 2014/04/30 07:34   >>

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静岡市美術館で4/12(土)から開催されている、「巨匠の眼 川端康成と東山魁夷」展を見てきました。

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 日本人初のノーベル文学賞受賞作家の川端康成(1899-1972)と戦後を代表する日本画家・東山魁夷(1908-1999)。それぞれの分野で美を追求したふたりは、1955(昭和30)年、東山が川端の本の装幀を手がけたことをきっかけに深い親交をむすびました。本展は、ふたりの交流に焦点をあてながら、川端康成が収集した美術品と、その中に含まれる東山魁夷作品、そして東山自身の作品やコレクションなど合わせて200 点余りを紹介します。
 「いいものに出会うと自分の命を拾った思いがある」――そう語る川端は美術品を命の糧とし、古美術から同時代の美術まで自らの美意識に従って収集しました。コレクションしたものが後に国宝に指定されるなど、その鑑識眼は非常に鋭いものでした。東山もまた画業のかたわらで川端に触発されながら美術品を収集しました。
 川端も東山も、肉親との死別や戦争を経験し、大きな喪失の中にあって芸術に永遠を求めました。その切実な希求から生じた作品や収集品は、今日の私たちにも永遠を感じさせてくれるのではないでしょうか。ふたりの巨匠たちの響きあう美の世界を感じていただけたら幸いです。

(静岡市美術館 PRESS RELEASE 2014.1.15 版)

多少の文学少年、青年ではあったけれど、あんまり川端康成の作品を読んだ記憶がないmarutoでしたが、日本の文化・伝統とか文学について造詣の深い「川端康成像」というものを感じ、とても興味深いものでした。

友人の文学者たちが川端へ宛てた書簡からは、生々しい素顔(というより人となり)がうかがえて、面白かったです。

それにしても、川端康成と東山魁夷の両巨匠が収集・所蔵していた美術品には、国宝に指定されたものがあるって、さすが一芸に秀でた人は「見る目」が違うのだなあと感心しました。

実は、たまたまこの展覧会のことを知り出かけただけで、それほど興味や関心があったわけではありませんでしたが、期待以上の収穫があったと言えるほど面白かったです。知的好奇心を喚起されたということでしょうか。

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記念に、「ノーベル賞受賞記念講演全文」である『美しい日本の私 その序説』を購入してきました。これって、今まで知りませんでしたが、帯に書かれているように「名文」だと思います。

本の横にあるスケッチは、「土偶 女子」と「埴輪 乙女頭部」です。なんとなく惹かれるものがあって、描いてみました。縄文時代にこうしたハート形のデザインがあるって、不思議ですよね。

6月1日(日)まで開催されているようなので、興味をもたれた方はぜひどうぞ。(入館料1100円)

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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
前の記事と合わせて、
まるで歴史や文学の先生が書いたような内容ですね。
勉強になります^^
青井つかさ
2014/05/02 21:59
昨年は夏目漱石の美術世界展が各地の美術館で催されたね。漱石自らも絵筆をとるし、美術に関する造詣はかなり深い。美術と文学は繋がっているよね。物語の見える絵、みずみずしい景色や空間を脳裏に描かせる文章…どちらのアプローチも好きです。
awazo
2014/05/02 22:28
つかささん、ちよっと教養がこぼれ出ちゃったかな。(笑)歴史や文学の先生になれたらよかったんだけどね。(あ、そこまで目指してなかった。爆)
maruto
2014/05/03 21:52
awazo君、夏目漱石の美術世界展も良かったね。宮沢賢治展も良かった。文学と美術って、思っている以上に関係が深いよね。
maruto
2014/05/03 21:55

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